【思春期の月経トラブル】「我慢」を卒業して自分らしく過ごすために

婦人科の受診は、「何か大きな病気がある時に行く場所」と思われがちです。
特に思春期の女の子の月経トラブルは、「みんな我慢しているもの」「成長すればそのうち良くなる」と考えられ、受診のタイミングを逃してしまうことも少なくありません。

ですが、強い月経痛や月経不順、過多月経などは、日常生活に大きな影響を与えます。
学校を休む、部活動に集中できない、試験の日に痛みで実力を発揮できない…。
思春期は心も身体も大きく成長する時期だからこそ、月経の悩みで本来できるはずの経験や挑戦が制限されてしまうのは、とてももったいないことです。

「内診が怖い」「薬はまだ早い?」そんな不安を抱えるお母さんへ

「薬を使うのはまだ早いのでは?」
「婦人科って内診があるから怖い」

そんな不安から受診をためらうお母さんも多いと思います。
ですが、思春期の診察で、いきなり内診を行うことは基本的にありません。
まずは症状を丁寧に聞き、必要に応じてお腹の上からのエコー検査などを行いながら診療を進めていきます。

また、月経痛や月経不順に対して使われるお薬は、安全性がしっかり確認されているものです。
最近では、「痛みを我慢する」のではなく、「月経をコントロールしながら快適に生活する」という考え方が一般的になっています。
実際に、お薬を使うことで「学校を休まなくなった」「部活の大会に集中できた」「毎月の憂うつが減った」と話してくれる学生さんはたくさんいます。

さらに、強い月経痛の背景に子宮内膜症が隠れていることもあります。
子宮内膜症は若い頃から始まる病気で、放置すると将来の不妊症の原因になることもあります。
月経痛を適切に治療することは、今の生活を楽にするだけでなく、将来の身体を守ることにもつながります。

月経を知ることは、自分の身体を大切にする第一歩

そして私は、「月経を知ること」は、自分の身体を大切にする第一歩だと思っています。
月経をただ我慢するものとして捉えるのではなく、自分の身体の変化を理解し、付き合い方を知ることで、女性としての身体にポジティブなイメージを持てるようになる。 それは思春期の女の子にとって、とても大切な経験です。

実際、私の外来では、お母さんが通院されていて「娘のことも相談したい」と一緒に来院されるケースがよくあります。
更年期のお悩みやがん検診などを通して、「婦人科に行ってよかった」という経験があるお母さんほど、娘さんの受診にも前向きな印象があります。

婦人科は、困った時だけに行く場所ではありません。
女性が年齢ごとの悩みを相談し、自分らしく毎日を過ごすための場所です。
思春期の月経トラブルも、更年期のお悩みも、がん検診も。
気になることがあれば、一人で抱え込まず、ぜひ相談してくださいね。

名古屋・栄エリアで婦人科・女性の健康相談なら、久屋大通駅1A出口スグのココカラウィメンズクリニックへ。
同フロアのココカラハートクリニック(心療内科、精神科、内科)と連携し、女性特有の心と体をトータルサポートできるのが強みです。どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


前原 順子 医師
(婦人科一般 注入治療)

診療日 木曜日AM

※木曜日AMは皮膚科(女性専用)の併診も可能です


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