本ブログは、頭痛に関するお役立ち情報をお届けする全6回シリーズの第1回目です。

頭痛はさまざまな要因で起こります
頭痛は、ストレス、睡眠不足、疲労、肩こり、天候、カフェインなど様々な要因でおこります。
自分の頭痛の原因や頭痛のパターンをみつめなおし、適切な対処をすることが大切です。
Q. 頭痛は婦人科と関係があるの?
はい、女性の体はホルモンの変動によって頭痛が起こりやすくなります。
- 婦人科と頭痛は、関係がないように思われますが、月経周期により卵巣から分泌されるホルモンが変動することにより生理前や生理中や更年期に頭痛を自覚される方も多いです。
- また、頭痛がひどい人は、生理痛がひどくなったり、内膜症の発症もおおくなったりすると報告されています。
- 逆に生理痛がひどい人は将来慢性的な頭痛や片頭痛になりやすいといわれています。
痛みからの解放を目指す
つまり、頭痛以外のいたみがある人は、痛み止めを内服し、生理痛の原因を検索し治療を受けることで、頭痛を含めた体のいたみからの解放を目指すことが期待できます。
次回予告: 第2回では、「生理前・更年期の頭痛のメカニズム:ホルモン変動との深い関係」について、詳しくお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
北岡 江里 医師(婦人科)
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