本ブログは、頭痛に関するお役立ち情報をお届けする全6回シリーズの第3回目です。

<医療機関(婦人科)を受診する>
生理に伴う頭痛や生理痛がひどい場合は、婦人科を受診することで頭痛も軽減できる可能性があります。
- 生理のたびに頭痛がひどい場合、生理痛もある場合は、婦人科を受診し、生理痛の治療をうけると頭痛も軽減させられる可能性があります。
Q. 婦人科ではどんな治療をするの?
ホルモンを整える治療や漢方薬が用いられます。
- 低用量ピル 低用量ピルは、ホルモンバランスを整える効果があり、生理前の頭痛の改善に役立つことがあります。 ただし、頭痛の前に前兆を伴う(ギザギザやチカチカがみえて頭痛になる)方は、ピルの内服は将来脳梗塞になるリスクが高くなるといわれています。 この場合はピル以外での治療となります。
- 漢方薬 頭痛のタイプにより漢方薬が効果的な場合もあります。 筋緊張性頭痛には、筋肉を緩める漢方、気圧による頭痛は、むくみをとる作用のある漢方など、症状により選択される漢方は様々です。
次回予告: 第4回では、「食べて解決?頭痛とカフェイン・チョコレートの意外な関係」について、詳しくお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
北岡 江里 医師(婦人科)
診療日 AM:火・水・木・土 PM:月・水・木
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