緊急避妊ピルは、予期しない妊娠を避けるために使用します。
緊急避妊ピルは、以下のようなときに使用するもので、72時間以内に一回だけ飲みます。
- コンドームが破れてしまった場合
- コンドームを使用せずに性交渉を
してしまった場合 - ピルを飲み忘れた場合
- 望まないあるいは予期しない状況下で
膣内射精があった場合
緊急避妊ピルを飲むことで、妊娠する確率を減らすことができます。通常のピルのように毎日服用する薬ではありません。
また妊娠を中絶するお薬はありません。
当クリニックでは2種類の
緊急避妊ピルを処方しています
当院では2種類の緊急避妊ピルを処方しています。72時間以内に内服する国内認可薬の「レボノルゲストレル（ノルレボ）」と
信頼できる輸入会社を通じて輸入している、国内未認可ではありますが、120時間（5日）以内まで効果が認められている、
「エラ」もしくは「デシレット」という名前の海外の薬です。
避妊ができなかったなど心配が
あればお電話ください
緊急避妊ピルは、性交渉のあと、できるだけ早いタイミングで飲むことをおすすめしています。
当クリニックでは、緊急避妊ピルは当日予約がいっぱいでも処方の受付をしています。
ただし、待ち時間が1時間〜2時間近くかかる可能性はあります。
また、受付する時間が遅い場合、翌日以降のご案内となることもありますので予めご了承ください。
心配があればまずはお電話ください。相談にのります。
ご予約や診察の際、性交渉の日時や避妊の状況などをおたずねしますが、個人情報が漏れることは一切ありませんのでご安心ください。
（未成年・学生の方の処方についてはQ&Aをご確認ください）
緊急避妊ピルの効果は100%ではありません。
緊急避妊ピルの効果は100%ではありません。望まない妊娠への不安を抱えないためには、
普段から低用量ピルや避妊効果のあるピル（OC）をきちんと内服し、確実に避妊することをおすすめします。
また、緊急避妊ピルは頻度は少ないですが、副作用として吐き気や頭痛などがおこることがあります。
緊急避妊ピルの比較
| 薬剤名 | レボノルゲストレル・ノルレボ | エラ |
|---|---|---|
| 成分・含量 | レボノルゲストレル1.5㎎1錠 | ウリプリスタール酢酸エステル30mg1錠 |
| 服用方法 | 性交後72時間〔3日〕以内に服用 （1回服用） |
性交後120時間〔5日〕以内に服用 （1回服用） |
| （効果）避妊阻止率※ | 85.0% | 85.0% |
| （副作用） 悪心 / 嘔吐 / 頭痛 |
9.2% / 0% / 12.3% | すべて約10% |
| 厚生省の認可 | 厚生労働省が承認 | 未承認 |
| 医薬品副作用救済制度 | 適応となる | 適応とならない |
| PPTシート |  |
 |
| 値段 | ￥8,000（診察料、税込み） | ￥8,000（診察料、税込み） |
※妊娠しやすい時期に性交した場合の妊娠を阻止できる確率
金額は高いと思いますがなるべく早く、効果の高いものを内服することが重要です。カードもご利用いただけます。
※金銭的に悩んでいる方へ。
もし、表示されている緊急避妊ピルの金額を支払うにあたり負担が大きい場合、診察にあたる医師の判断で場合によっては以前使用されていた「ヤッペ法」という方法の緊急避妊を処方できる場合があります。
この場合支払い総額は5,000円以下です。あきらめず、ぜひ一度、クリニックにご相談ください。
上記緊急避妊ピルを処方と同時に、避妊用OC（低容量ホルモン剤）を購入される場合は
1シート目は￥2,550→￥2,000となります。
きちんとした避妊を継続するためにも、同時購入をおすすめしています。
当院では学生の方には学割ピルとして1シート￥2,550→￥2,000で処方しています。
処方の流れ
-
1
お電話で
ご予約ください。
052-959-3553 -
2
医師の診察・説明
（ここで薬剤を
選択します） -
3
看護師より説明
-
4
会計・処方
（場合によって
次の予約） -
5
終了
