本ブログは、頭痛に関するお役立ち情報をお届けする全6回シリーズの第5回目です。

頭痛をおさめる方法
頭痛の種類によって、温めるべきか冷やすべきかが変わります。
- 安静にする: 痛みがひどい場合は、安静にして休息をとることが大切です。
- 温める(緊張型頭痛の場合): 首や肩を温めると、血行が良くなり、痛みが和らぐことがあります。 温湿布や入浴などが効果的です。 筋肉の緊張による頭痛は入浴で頭痛が軽減しますが、入浴で悪化する頭痛は片頭痛の可能性が高いです。 入浴で悪化する場合は頭痛外来を受診することをおすすめします。
- 冷やす(片頭痛の場合): 血管が拡張して痛む場合は、冷やすと楽になることがあります。 保冷剤などで冷やすと良いでしょう。
Q. 鎮痛剤はいつ飲むのがベスト?
痛みがピークになる前に飲むことが重要です。
- 痛みがピークになる前の少し痛みを感じ始めるくらいで、痛み止めを服用しましょう。
- 我慢に我慢を重ねてから痛み止めを内服しても効果が薄れることがあります。
ちょっとした工夫と予防のヒント
日頃の心がけで頭痛の頻度を減らしましょう。
- 頭痛が起こりやすい人は、生理前にカフェインを控えたり、血糖値の急激な変動を避けるようにする。
- 頭痛が起こる前に、こめかみや首をマッサージする(当院ここからサロンもおすすめです)。
- 筋肉の緊張による頭痛やストレスにによる頭痛は、人の手に触れられることで緊張がほどけ、頭痛も軽減します。
- 当院ココカラサロンでの鍼灸・アロマセラピーもおすすめです。
- カフェインを過度に摂取していると、慢性片頭痛へ移行するリスクがあるので、コーヒーは1日に2-3杯までにしておくのが良さそうです。
次回予告: 最終回となる第6回では、「危険な頭痛の見分け方と慢性頭痛のサイン」について、詳しくお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
北岡 江里 医師(婦人科)
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