HPV(ヒトパピローマウィルス)とは?
HPVは、癌(がん)や尖圭コンジローマの原因となります。癌に関しては、女性では子宮頸がん、外陰がん、膣がん、男性では陰茎がん、男女に共通しているものとしては中咽頭がんと肛門がんがあります。また、HPVは、性行為で人から人へ感染するウィルスですので、性交渉の経験のある方であれば、だれでも感染の危険があります。
HPVには100種類以上の型があると言われており、特に15種類(16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59, 68, 73, 82型)には高い発がん性があると考えられています。これらを「ハイリスクタイプのHPV」と呼んでいます。