危険なアフターピルってあるんですか?
医療機関でないところのネット通販で買える者や、あやしいお店で安く購入できるものはニセモノであることがあります。十分注意してください。それと、初対面の方との性交渉で避妊に失敗したり、避妊がなかった場合で、相手がもっていたお薬をもらい内服することは決してやめてください。
怖い、体に悪い、将来に影響する、副作用が怖い。
値段が高い、毎日飲むのがめんどくさい、飲んでいることが恥ずかしい…。
ネガティブなものが多いのではないのでしょうか?
ピルはネガティブな面だけではなく、現代社会に生きる女性にとってはネガティブ以上のポジティブな効果が期待できます。 一番多い心配は薬による副作用だと思いますが、インターネットに書かれているような「妊娠できなくなる」は根拠のない事ですし、「太る」ということも個人差はありますがほとんどありません。
「避妊薬」として開発普及されているピルですが、下記のようなメリットにおける効果を得る目的で内服されている方も非常に多いです。
ピルはライフデザインドックとも言われ、日本での低容量ホルモン剤(ピル)の処方率は低いですが、海外では50%の普及率の国も多くあります。
現代女性のライフスタイルの変化によって、晩婚化、少子化が急速に加速し、一生で経験する月経の回数も急増しています。
そのような変化の中で、生理痛、生理前の不調、内膜症や筋腫など女性特有の病気や不調で生活に支障をきたしているのに我慢している女性が増えています。
ピルは現代女性の強い味方です。ネット上のネガティブな情報のみに惑わされることなく、自身にとって強い味方の選択肢としてピルを今一度見直してみませんか?
院長 伊藤 加奈子
通常のピルと違い、コンドームが破れてしまった場合、コンドームを使用せずに性交渉をしてしまった場合、ピルを飲み忘れた場合、望まないあるいは予期しない状況下で膣内射精があった場合に使用するもので、72時間以内に一度だけ内服する緊急避妊ピルです。内服により妊娠する確率を減らすことができます。ピルのように毎日服用する薬ではありません。
〔当院では120時間(5日)以内まで効果が認められた海外承認薬「エラ」を取り扱っています。お電話でご相談ください〕
性交渉のあとできるだけ早いタイミングで内服することをおすすめしています。心配があればまずはお電話ください。
緊急避妊ピルの処方は当日予約がいっぱいでも受付しています。ただし、待ち時間が1時間〜1時間以上かかる可能性があります。
また受付時間によっては後日のご案内となることもございますので予めご了承の上来院ください。
また、性交渉の日時や避妊の状況などをおたずねしますが、個人情報が漏れることは一切ありませんのでご安心ください。
(未成年・学生の方の処方については回Q&Aをご確認ください)
薬剤名 | レボノルゲストレル・ノルレボ | >エラ |
---|---|---|
成分・含量 | レボノルゲストレル1.5㎎1錠 | ウリプリスタール酢酸エステル30mg1錠 |
服用方法 | 性交後72時間〔3日〕以内に服用 (1回服用) | 性交後120時間〔5日〕以内に服用 (1回服用) |
(効果) 避妊阻止率※ | 85.0% | 85.0% |
(副作用) 悪心 / 嘔吐 / 頭痛 | 9.2% / 0% / 12.3% | すべて約10% |
厚生省の認可 | 厚生労働省が承認 | 未承認 |
医薬品副作用救済制度 | 適応となる | 適応とならない |
PPTシート | ![]() | ![]() |
値段 | ¥8,000(診察料、税込み) | ¥8,000(診察料、税込み) |
※妊娠しやすい時期に性交した場合の妊娠を阻止できる確率
※金銭的に悩んでいる方へ。
もし、表示されている緊急避妊ピルの金額が支払うにあたり負担が大きい場合、診察にあたる医師の判断で場合によっては以前使用されていた「ヤッペ法」という方法の緊急避妊を処方できる場合があります。
この場合支払い総額は5,000円以下です。あきらめず、ぜひ一度、クリニックにご相談ください。
上記緊急避妊ピルを処方と同時に、避妊用OC(低容量ホルモン剤)を購入される場合は
1シート目は¥2,550→¥2,000となります。
きちんとした避妊を継続するためにも、同時購入をおすすめしています。
当院では学生の方には学割ピルとして1シート¥2,550→¥2,000で処方しています。
緊急避妊ピルの処方にあたって内診や採血など検査を行う必要はありません
医療機関でないところのネット通販で買える者や、あやしいお店で安く購入できるものはニセモノであることがあります。十分注意してください。それと、初対面の方との性交渉で避妊に失敗したり、避妊がなかった場合で、相手がもっていたお薬をもらい内服することは決してやめてください。
保険証をお持ちでなくても、モーニングアフターピルをお渡しすることは可能です。(自費診療です)
保険証がなくてもアフターピルを処方できます(自費診療といいます)ので基本てきには親など保護者の方にわかることはありません。しかし、当院では未成年方の場合(高校生以下)の方には保護者・大人の近親者の同意をもっての内服をおすすめしています。しかし、いろいろな事情があるとおもいます。ていねいに相談にのりますから一度クリニックにお電話ください。緊急性があることですのできとんと対応します。安心してください。
内服対象に年齢制限はありません。
内服後2時間以上経っていれば大丈夫といわれています。2時間以内に吐いてしまった場合は、薬の成分が体に十分に吸収されておらず効果が弱くなっている可能性が高いので、もう1度内服してください。空腹時や食べすぎの時に飲むと気持ち悪くなりやすいといわれています。
吐き気を含め、緊急避妊ピルの副作用が24時間以上持続することはありません。
副作用のでる可能性は低いですが、吐き気、嘔吐以外、不正出血や頭痛、めまい、眠気、腹痛、倦怠感が起こることがあります。
アフターピルはあくまで「緊急時」の最終手段です。毎日飲む低用量ピルに比べると避妊の効果はかなり低いので、確実な避妊のためには普段から低用量ピルを飲むことをおすすめします。低用量ピルは、正しく飲めば99%以上の避妊効果があります。
アフターピル服用で赤ちゃんに異常がおこるという可能性はないといわれています。
アフターピルを飲んで3週間以上生理がこない場合や、生理かどうかはっきりしない出血であった場合(極端に少ないなど)は妊娠の可能性がありますので、妊娠検査をまずは市販のものでいいので行ってください。
レボノルゲストレル(ポスティノール)錠の効果は、72時間を超えて急に効果が消えてしまう訳ではなく、ある統計上では72時間以降〜120時間以内の妊娠阻止率が約60パーセント程度はあると報告されています。
当院では厚生労働省未承認薬ではありますが、エラ錠を取り扱っていますので、海外で認可されているこの製品は120時間〔5日〕までの効果が承認されています。こちらの内服も可能です。医師と相談して薬剤を決定してください。
妊娠していなければ、内服後早くて3~4日後、遅くても3週間以内には生理がきます。モーニングアフターピルを服用した時期によって多少違います。半数以上の方は生理が早まります。生理が遅くなるケースも10%程あります。
ピルの処方は可能です。(自費診療となります。)避妊だけではなく、PMSの症状や生理痛の緩和、月経時期の移動などでピルを処方することもあります。避妊を失敗してしまった場合のピルの服用は72時間以内(早ければ早いほどよい)に行わないといけませんので、早めに受診してください。
緊急避妊ピルは女性ホルモンの合剤です。
ホルモンを内服することにより、排卵を抑制したり、受精をさまたげたり、子宮への受精卵の着床を抑制するなどの働きにより、緊急避妊につながります。
避妊効果を得るためにつくられたお薬で、毎日1錠内服します。
正式には、「低用量経口避妊薬」といいます。日本では、「ピル」「OC・オーシー」と呼ばれています。
OCの内服は避妊効果だけではなく、その作用により、月経困難症(生理痛)・過多月経の症状改善、子宮内膜症の病態改善、卵巣癌・卵巣嚢腫・子宮体癌のリスクの減少などピルにはいろいろな副効用があります。
女性の人生設計、生活設計をサポートすることができる「ライフデザインドラッグ」です。
ピル・OC(低容量ホルモン剤)についての疑問質問に答えながら、丁寧にピル処方をします。
*性感染症の予防・治療効果はOCにはありません!予防にはコンドームの使用が必要です!
ピルには1相性と3相性があります。(当院は1相性はマーベロン、ファボアール。3相性はトリキュラーを取り扱っています)
21日間、ホルモン配合比率が同じ錠剤を飲むのが1相性ピルです。
3相性ピルは21日の間に配合比率を変えた3つの錠剤を飲み分けます。
また、含まれている黄体ホルモンの種類によって、「第1世代」、「第2世代」、「第3世代」という分け方をされます。
LNGという黄体ホルモンの作用で子宮の内膜が安定するため、服用中の不正出血の頻度が他の低用量ピルに比べて少なく、休薬期間(偽薬服用)中の月経がきちんと起こることが多い(=きちんと生理がくる)という特徴があります。
第3世代のピルは黄体ホルモンを使用したもので、他の世代のピルと比べて男性ホルモンの作用が一番少ないことが特徴です。
ピルはもともと大人ニキビの治療に効果があり、通常服用開始から3ヶ月程度で効果が現れますが、服用する薬品によっては1ヶ月目から効果が出ることもあり、ニキビでお悩みの方にはこのピルが一番おすすめです。
しかし、服用のはじめにむくみなどがみられることがあるため、医師による正しい判断が必要です。
セラゼッタは正しく経口摂取することで避妊することができる薬で、有効成分の黄体ホルモンが「デソゲストレル」が0.75㎎含有の、第3世代・1相性の避妊薬です。
卵胞ホルモンであるエストロゲンを含んでいないため、自然に生理がおこり体への負担は少ないピルです。
このように卵胞ホルモンであるエストロゲンを含まないピルを「ミニピル」と呼んでいます。
通常使用されているピルにはエストロゲンが入っており、肥満の方や35歳以上の方はエストロゲン量の増加による子宮体がんや卵巣がんのリスクがあることから、使用しにくいというデメリットがありました。
しかし、ミニピルは黄体ホルモンのみで、卵胞ホルモンが含まれていないためピルで挙げられていた血栓症などの副作用がないことや子宮体がん・卵巣がんのリスクがある35歳以上の方、肥満傾向の方でも使用することができるお薬です。
ミニピルの副作用は比較的起こりにくいとされていますが、服用を開始したばかりの頃は副作用が起こりやすくなっています。
飲み続けることで徐々に慣れていきますが、報告されている副作用としては、不正出血、乳房の痛み、頭痛、気分不良、吐き気、嘔吐などの症状や神経系からくる不安感、イライラなどの症状が現れることがあります。
また、子宮体がんや卵巣がんのリスクは低下しますが、乳がんや子宮頸がんのリスクが若干増加することが分かっています。
服用を開始して薬が合わないと感じる場合には、服用を中止し医師に相談しましょう。
薬剤名 | トリキュラー28(3相性) | マーベロン28(1相性) | ファボワール28(1相性) | セラゼッタ(1相性) |
---|---|---|---|---|
Tシート | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
値段(1シート) | ¥2,550 | ¥2,550 (学生 ¥2,000) | ¥2,550 (学生 ¥2,000) | ¥2,550 |
ピル初診(ピルについての相談・説明)
¥2,200
ピル再診
¥0
ピル処方時・再診時の採血検査
基本:¥3,150 / ハイリスクの方:¥5,250
※安全にピルを内服いただくために当院でピル処方をされている方には初回、以後6ヶ月ごとに採血検査(¥3,150)をお願いしています。
職場や学校での血液検査結果あれば、不要になることもあります。医師にご相談ください。
また、1年に1度の子宮がん、乳がん検診などもおすすめして受診いただいています。
1〜2錠までは、気がついたときにまず1錠、いつもの時間にもう1錠。翌日からは通常通りでだいじょうぶです。
3錠以上連続して飲み忘れた場合は原則服用を中止し、他の避妊法を行ってください。不明点はクリニックにお電話して相談ください(電話再診)。
低用量ピルは性感染症には対する予防効果は全くありません。性感染症の予防にはかならずコンドームの使用をお願いします。
先進国では服用率が増加します。欧米諸国では多くの女性が低用量ピルを服用しています。(参考:緊急避妊と避妊の違い)日本の普及率は1〜3%ほどです。最近は保険診療でも低容量ピルが処方されていますので、ピルを内服する女性は徐々に増えているとおもわれます。
一相性のピル(マーベロン、ファボアール)を服用されているのであれば、ホルモン剤の入っていない錠剤(偽薬)を飲まないで、新しいシートのホルモン剤の入っている錠剤を旅行の最後の日まで服用ください。服用終了後数日後に延ばしていた出血が起こるはずです。三相性のピル(トリキュラー)の場合には注意が必要ですので、必ず主治医とよく相談ください。
出血が起こらなくても2周期服用を続けてください。(妊娠の可能性を心配されるのであれば市販の妊娠検査をおこなってください)。それでも出血が起こらない場合には一度医師に相談してください。場合によってはピルを一度お休みし、一度出血を起こして仕切り直し、再度低用量ピルを再開します。
ピルも効果は100%ではないので、妊娠していないかは充分チェックが必要ですが、もし妊娠に気づかずにピルを服用してしまった場合でも赤ちゃんへの影響は心配ないと言われています。
ピルを服用開始直後、ホルモンが完全に安定するまで、不正性器出血がみられることがあります。このような場合、中止せずに服用を続けましょう。通常一ヶ月以内に出血はおさまります。 また、体調がわるかったりするときもこのような出血がおこることがあります。この場合ももう1ヶ月はそのまま内服を継続してください。ピルとは無関係に、子宮頸がん、子宮頚管ポリープ、膣炎、子宮膣部びらん、卵巣出血、子宮内膜ポリープ、などで出血することもあります。心配なときは医師に相談し、少なくとも1年に一回は婦人科検診・子宮がん検診を受けましょう。
低用量ピルを服用すると太りやすくなるとの思い込みをされている方がおられますが、日本で行われた臨床試験において、体重に関しては、ほとんどの人 が±2kgの範囲に落ち着きました。初期の頃に、食欲亢進する方がまれにいらっしゃいます。これにともなって体重増加する方がいるようです。またむくみによって1−2キロ増加するかたもみえますが多くは一過性で1−2ヶ月でもとに戻るかたがほとんどです。
嘔気、嘔吐、頭重感、乳房の張り、軽度の不正出血などの副作用(マイナートラブル)は内服開始後1~2か月目に起こることが多く、内服を継続していると軽減する場合が多いと言われています。軽減しない場合はピルに含まれるホルモンの種類が異なる他薬剤に変更することで解決することも多くみられます。
月経の回復率は服用終了後1か月以内で約50%、2か月以内で約95%と報告されています。長期間服用した場合には少し時間がかかることもありますが、通常3~4か月で回復します。ただ中止後すぐの月経周期は内膜が薄い(生理の血が少ない)ことがあります。
どんな薬でも必ず副作用はあります。ピルは日本産婦人科学会のガイドラインでも安全性の高い薬剤であるとされていますが、起こりうる副作用に対して充分理解したうえで内服をお願いしています。
指示通りに服用しても100%ではありません。1年間使用しての失敗率(妊娠率)は0.3%です。
ちなみにコンドームは2%、避妊子宮内リング0.2%と報告されています。
月経中に開始することを原則としています。(しかし、実際は確実に妊娠していなければいつからでも開始できます)医師の指示にしたがってください。
ピルの処方は可能です。(自費診療となります。)避妊だけではなく、PMSの症状や生理痛の緩和、月経時期の移動などでピルを処方することもあります。避妊を失敗してしまった場合のピルの服用は72時間以内(早ければ早いほどよい)に行わないといけませんので、早めに受診してください。
以下にあてはまる事がある場合はのめません。(セラゼッタは内服可能な場合がありますので相談くださいね)
1)高血圧
2)喫煙
3)肥満
4)高年齢(40歳以上は慎重投与)
5)糖尿病
6)妊娠・授乳中
7)手術前・手術後
8)肝機能障害
9)てんかん治療薬など服用中
嘔気、嘔吐、頭痛、乳房の張り、不正出血などがみられることがありますが、軽度なら3周期目までに軽快することが多いと言われています。
またまれではありますが、重篤な副作用・合併症として、下記があります。
・静脈血栓塞栓症
低用量ピル服用により静脈血栓塞栓症のリスクは3~5倍増加するとの報告があります。
ただ危険度が数倍と言っても、増加する人数で表すと低用量ピル非服用者は1万人あたり年間0.5人発症、これが低用量ピルの服用者では1.5人~2.5人で1~2人の増加となります。発症は服用開始後4か月以内が多く、中止後3か月以内に非服用者のレベルに戻るとされています。
・脳梗塞
・心筋梗塞(喫煙者では更に危険性高まる)
いろいろな論文報告がありますが・・・それほど心配はないといわれています。
〜報告論文をまとめると〜
子宮頚ガン:長期間服用で、少し増加する可能性があると言われています。
乳ガン:増加しないあるいは、ほんのすこしのリスク増加と報告されています。
試験、旅行、結婚式など、、大切な予定がある時に生理の日を移動できるのが月経移動のピルです。
予定が生理の日と重なるのをがまんしていませんか?月経移動ピルの服用により、生理を移動させることが可能です。
月経移動には生理を早める方法と遅らせる方法の2種類があります。医師と相談し、最適な方法を選んでください。
※下記Q&Aも参考にしてください
初診料金
¥2,200
薬剤費(当院ではプラノバール錠を利用)
¥2,550
学割 初診料
¥1,100
学割 再診料
¥0
※低容量ピルでの移動を希望される場合はOCのところでピルの料金をご確認ください(移動の場合、学割適応はありません)
種類にもよりますが、低用量ピルの飲み方によって生理の移動をすることができます。低用量ピルの処方時にご相談ください。
妊娠の可能性はあります。かならずコンドームを併用するなどして避妊を心がけてください。場合によっては避妊もきちんとできる低容量ホルモン剤で月経移動も可能ですのでお電話でお問い合わせください。
月経移動でホルモンバランスが崩れてしまうころはありません。通常は、移動した生理からいつも通りの間隔で、次の生理がくることがほとんどです。
生理の周期や予定のある時期・期間によって、どちらが良いか変わりますので、ご自分の希望も含めて医師と相談してください。
当院では移動には、中容量ピル(プラノバール)を処方しています。は吐き気、頭痛などの副作用のでる可能性はあります(吐き気、むくみなど。長距離移動は血栓症注意)。副作用の少ない低容量ホルモン剤を使うことも可能ですのでお電話でお問い合わせください。
※当院では原則:経膣分娩経験者の方のみミレーナ挿入をおこなっています。
通称“リング”と呼ばれるものの1つで、子宮内に入れるものです。ミレーナには黄体ホルモンが付加されていることが特徴で、高い避妊効果と1度挿入すると最長5年間という長期に渡る避妊効果が得られます。
ピルと違い黄体ホルモンのみが付加されていることから、血栓症のリスクが上がりません。このため、血栓症のリスクが上がることでピルの服用に注意が必要、
もしくは服用が難しくなるリスク因子(年齢~30代後半から特に40代~、体型、喫煙)のある方も、ミレーナはオススメできます。妊娠希望があれば、ミレーナを抜去することで挿入前の状態に戻りますので妊娠可能となります。
ミレーナ挿入前には、子宮や卵巣に病気がないかどうかを確認する必要がありますので、必要に応じて、子宮頸がん検診、エコー検査、性感染症などの検査を行います。
子宮筋腫や内膜症がある場合にはミレーナを挿入できない場合があります。
ミレーナは生理が始まった日を月経1日目として、7日以内に挿入します。経血量が減ってくると思われる4~7日目をおすすめしています。
お産後は子宮の回復を待って挿入となります。お産後3~4ヶ月後を目安にお考えください。ミレーナを挿入後、大体1~2ヶ月で1度ミレーナの位置の確認をします(エコー検査)。その後、3ヶ月~半年で位置の確認をしていきます。落ち着いたら、1年に1度、子宮頸がん検診とともにミレーナの位置を確認しましょう。(子宮内膜を薄くする作用により経血量を減らし、月経痛を軽くする効果があることから、2014年に『過多月経』と『月経困難症』の保険適応になりました。主治医によって左記の診断がつき、治療にミレーナ使用が適切と判断された場合のみ保険診療でのミレーナが使用されます。)
初診料
¥2,200
再診料
¥3,300
ミレーナ抜去(当院挿入のもの)
¥5,100
ミレーナ抜去(他院挿入のもの・抜去困難時)
¥8,150
ミレーナ挿入費用(経膣エコー含む)
¥61,000
挿入後の位置確認(経膣エコー含む)
¥3,300
処置前の薬剤(必要と判断された方のみ)
¥525(1回分)
ご自宅でピル処方外来が受けられます。
詳しくは「オンラインピル処方のご案内」をご覧ください。
今すぐご予約ください
予約専用ダイヤル052-959-3553
予約以外のお問い合わせ052-950-5077
※ご予約・お問い合わせともに受付時間はクリニックの診療時間に準じます
※初診・再初診・健診のご予約はお電話にてお願いします